140 - #139 無料に価値を置きすぎる傾向に注意
SNSや検索、動画サービスなど、多くのインターネットサービスが「無料」で利用できる時代ですが、「無料だから」という意識が水面下で働き過ぎているのかもしれません。
Thu, 09 May 2024 - 16min
139 - #138 1カ月以内に3回繰り返すのが大人の記憶法
「記憶は海馬」とはわりと知られているが、実際は海馬の後で「側頭葉」に送られて長期記憶となります。 「不要」「重要ではない」「意味がない」と判定されたものは捨てられ、1カ月間ずっと生き残ったものが役に立つ知識として加工されて側頭葉に溜められます。
Thu, 02 May 2024 - 14min
138 - #137 マインドフルネスは伝染する
「何かに集中している状態であるマインドフルネスは、目の前の相手に伝わる」と、最近の研究でわかってきました。 大事な仕事、勉強などをするときは、人間的な環境を気にするのも有効といえます。
Thu, 25 Apr 2024 - 12min
137 - #136 購入のハードルをあえて上げることのメリットとは
決済が完了する支払方法は便利だが、本当のメリットは誰にあるのでしょうか。知らず知らずのうちに支出が増えてしまっているなら「支払いまでのハードルを高める」工夫をしてみましょう。
Thu, 18 Apr 2024 - 13min
136 - #135 悪い予感が現実になるノセボ効果とは
ノセボ効果とはその逆で、本来薬として効果を持たないものを服用しているのに、望まない有害事象(副作用など)が現れること。思い込みは、良くも悪くも現実になり得るものなので「気にしすぎない」ことを意識して、物事との距離感はゆったり余裕を持つようにしましょう。
Thu, 11 Apr 2024 - 12min
135 - #134 お皿を変えるとダイエットが成功するメカニズム
私たちの体は視覚からの影響を強く受けるだけでなく、食事がいったん一段落してしまえば案外満足できるものなので、毎日使う食器を小ぶりなものに変えるのは、食事量を減らしたい人には効果的な方法といえます。
Thu, 04 Apr 2024 - 09min
134 - #133 情報に踊らされない距離感の取り方
人は、頭に浮かびやすいものを、重要であると捉える傾向があります。思い出しやすさは、対象を目にする頻度や、最後に目にしてからの時間に影響されやすく、そこにバイアスが生じます。この心理的メカニズムを知って、「気にしすぎ」という意識のノイズから解放されましょう。
Thu, 28 Mar 2024 - 14min
133 - #132 姿勢を変えると意識状態が変わるメカニズム
体の姿勢を変えると意識状態、感情まで変化することが分かっています。日常を快で満たすヒントもここにあります。どうせやることなら、楽しくこなす方針に変更しましょう。
Thu, 21 Mar 2024 - 11min
132 - #131 楽をしたがる脳をうまく使いこなす方法
脳は重さが体重の2%なのに消費エネルギーは20%という大食漢。ただでさえ大量消費する脳が無駄遣いしたら大変なことになるから、できるだけサボろうとします。。逆にこの脳の性質を利用して、賢く「習慣化」することもできるでしょう。
Fri, 15 Mar 2024 - 15min
131 - #130 マイナスの思い込みはパフォーマンスを下げる
思い込みによって体の反応が変わってしまう話です。謙遜のつもりでも、「音楽は苦手」「運動は嫌い」「勉強は向いてない」などと言っていると、根強い自己暗示になって能力を下げてしまう。せめてニュートラルでいるようにしましょう。
Thu, 07 Mar 2024 - 12min
130 - #129 マインドフルネスを実践する第一歩は鼻呼吸の意識
最も簡単で本質的でもある瞑想(マインドフルネス)は、呼吸法。いろいろな呼吸法はあるものの、基本は鼻呼吸と心得ましょう。しているかどうかわからないくらいの静かな呼吸を続けるだけ。脳への入力情報を減らしていくと、瞑想状態(変性意識状態)に入ることができます。
Thu, 29 Feb 2024 - 17min
129 - #128 一方的な返報性の原理が働く関係に注意
返報性の原理は強力。だからこそ、返報性の原理を利用して騙されないように気をつけましょう。深い返報性の原理として、物ではなく気分にも働くことを知っておきましょう。つまり気分を良くしてくれた相手にも「ありがたい」「何か返さないと」といった感覚が水面下で働くということです。
Thu, 22 Feb 2024 - 14min
128 - #127 ネガティブな話ほど強く伝わってしまうウィンザー効果の怖さ
ウィンザー効果とは、第三者から伝達された情報は信頼されやすい、という心理効果のこと。「誰々があなたのことを悪く言っていた」という話は、事実か否かを問わず話者の印象を悪くします。誰かを落として「真実をあなたに伝えた私は味方」という印象を与えたいのかもしれないが裏目に出ることが多いので注意しましょう。
Thu, 15 Feb 2024 - 11min
127 - #126 習慣を身につける方法
現実を変えたいなら、行動を変える必要があります。来る日も来る日も同じ行動をしているなら、明日もまた同じ。習慣化が難しいのは、「人間は変化に抵抗する」(ホメオスタシス)ことが原因です。ホメオスタシスを引き離せば、習慣化できるようになります。
Thu, 08 Feb 2024 - 14min
126 - #125 コントロール欲求が強いと不安定になりやすい
人には周囲の状況を支配したい「コントロール欲求」があります。周囲をコントロールすることで自分の望むような結果に導きたいという欲求で、自己愛が強い人ほどコントロール欲求も強いとされています。
Thu, 01 Feb 2024 - 15min
125 - #124 不安定な気持ちを安定させる方法
気持ちが不安定になるのは、意識が現在にないとき。過去を悔いたり未来を心配したりしているときに、精神的に不安定になりやすいものです。今に集中する一つの方法として「動作をゆっくり丁寧にする」ことはとても有効。
Thu, 25 Jan 2024 - 16min
124 - #123 貢献できるという意識が行動を起こす
人は「役に立てる。世に貢献できる」という意識があると、実際に行動を起こす確率が高まる。人々への呼びかけ方によっては、社会貢献の行動を喚起することができるかもしれません。
Sun, 21 Jan 2024 - 11min
123 - #122 最強のナッジは互恵性メッセージ
強制的にではなく、小さなきっかけを与えて、よりよい選択ができるようにするのがナッジ。互恵性メッセージには、損失と利得の意味合いが同時に含まれ、さらには「自分だけが得をするのはアンフェア」という意識まで刺激されるから。
Thu, 11 Jan 2024 - 13min
122 - #121 人事評価に不満を感じる人が多いのはなぜ?
人事評価に不満を感じる人が多いものです。しかし、評価者の多く(ある研究では77.8%)は自分の評価を適切だと思っているようです。今回は、「根本的な帰属の誤り」という視点から状況や行動を分析する際のバイアスについて考えてみましょう。
Thu, 04 Jan 2024 - 14min
121 - #120 年末年始の過ごし方
毎年恒例の「年末年始の過ごし方」。あなたはどんな風に過ごしていますか。
私は「ペースを崩さない」「いつもどおり淡々と過ごす」ことの大切さを実感しています。SNSから離れて、日頃から楽しくこなしていることを淡々と進めるのもいいものです。
Thu, 28 Dec 2023 - 16min
120 - #119 最近買ってよかったもの第二弾
昨年、「最近買ってよかったもの」を配信したところそれなりに反響がありましたので第二弾を収録してみました。
軽い感じで聴いてもらえると嬉しいです。
Thu, 21 Dec 2023 - 22min
119 - #118 音楽家は変わり者が多いって本当?
「音楽家は変人が多いからねえ」と聞いたことがあるが、本当なんでしょうか。錯誤相関とは、実際には相関関係が無い事柄に相関関係があるように感じてしまう心理的バイアスのことです。
大事なことならバイアスから離れて冷静に判断したいものです。
Sat, 16 Dec 2023 - 15min
118 - #117 酸っぱい葡萄は本当に酸っぱいのか
希望が叶えられないときに生まれる心の中の不快感を「認知的不協和」といい、不協和を解消するために心にもないことを言って心のバランスを取ろうとすることがあります。いらない負け惜しみを言っていると、結局は自分の力を落としかねません。
「本当にそう?」とニュートラルな気持ちで判断することを忘れないようにしましょう。
Thu, 07 Dec 2023 - 11min
117 - #116 ゴールが近づくとやる気が出る心理とは
その目標に近づけば近づくほど、目標の価値を高く感じ、モチベーションが高まる心理現象のことを目標勾配仮説といいます。ゴールが見えたときに一気にやる気が高まることがありますよね。うまくこの効果を利用していきましょう。
Thu, 30 Nov 2023 - 13min
116 - #115 プライミング効果による無意識の行動とは
プライミング効果とは、あらかじめ受けた刺激(情報)により、無意識のうちに行動が影響されること。自分が取った行動が、実はあとから考えると何かに影響されていると感じることはよくありますね。
Thu, 23 Nov 2023 - 10min
115 - #114 保有効果で惜しくなる心理とは
保有効果とは、自分が所有したものに価値を感じて、手放すことに損失を感じてしまう損失回避の心理のことです。人間は「手に入れるメリット」よりも「失うデメリット」を強く感じる傾向があります。
Thu, 16 Nov 2023 - 13min
114 - #113 良いことしか言わないチェリーピッキングに騙されるな
チェリーピッキングとは、自分に有利な証拠だけを選び、不利な証拠を隠したり無視したりする行為のことです。確証バイアスは認知バイアスの一種で、支持する情報ばかり集めて反証になるような証拠を探そうとしない傾向のこと。これに騙されないように注意しましょう。
Thu, 09 Nov 2023 - 11min
113 - #112 趣味に没入する効能とは
仕事以外の時間に、夢中になれる趣味はありますか?大人の4人に1人は趣味がないといいます。大人になると仕事以外は「帰宅して寝るだけ」という習慣にもなりやすく、脳や身体を活性化させたりリフレッシュしたり癒されたりといった経験が減ってきます。大人ほど没入できる趣味があると、人生が豊かになっていきます。
Thu, 02 Nov 2023 - 13min
112 - #111 脳の疲労と不安から解放される方法
悩みや疲労は、過去にくよくよしたり(後悔)、未来に不安になることが原因です。現在の(目の前の)問題なら、対処するのはそれほどストレスになりません。呼吸法、瞑想、マインドフルネスなどを習慣にして、疲労や不安から解放されよう。
Thu, 26 Oct 2023 - 13min
111 - #110 他人に厳しくなる外部誘因バイアスとは
人間は何かの出来事について、自分については外的要因、他人については内的要因を考えやすいものです。例えば遅刻したのが自分だと「道路が混んでいたから」、他人だと「だらしないから」といった具合です。誰かにきつく言われたからと言って、他人には見方が厳しくなりがちだから気にしすぎないようにしましょう。
Thu, 19 Oct 2023 - 15min
110 - #109 注意を引きたいなら動きを使え
私たちは「動き」を敏感にキャッチする習性があります。周囲の危険(猛獣など)から身を守るために本能として獲得したわけです。
例えば、プレゼンテーションで飽きさせないためには、とにかく動きを使い聞き手の目を動かす工夫をするといいでしょう。
Thu, 12 Oct 2023 - 12min
109 - #108 スパイト行動に気をつけろ
「他人が得をするくらいなら、自分が損してもいいから他人に損させたい」という、いわば意地悪な行為を「スパイト行動」と呼びます。
自分がスパイト行動をしないように気をつけたいと同時に、他人のスパイト行動を誘発しない工夫にも気を配りたいですね。
Thu, 05 Oct 2023 - 14min
108 - #107 外見のハロー効果にビビらない心理学
制服や職業が生み出す虚構による「ハロー効果の原因」が自分の中にあるなら、冷静になっておいたほうがいいかもしれません。
Thu, 28 Sep 2023 - 09min
107 - #106 つい真ん中を選んでしまう極端回避性
中庸を選ぶ感覚を行動経済学で極端回避性、別名「松竹梅の法則」といいます。もしかすると「選ばされている」場面は多いかもしれません。本当にそれが良いのか考えましょう。
Thu, 21 Sep 2023 - 12min
106 - #105 話す順序を入れ替えるだけで印象アップ
「ネガティブ→ポジティブ」の順に話すと、ポジティブな印象になります。これは後に提示されたほうの印象が強く残る「親近効果」といわれています。
Thu, 14 Sep 2023 - 09min
105 - #104 電子マネーで無駄遣いが増える理由
電子マネーやクレジットカードを使える店が増えたことで、無駄遣いが増えたり、無駄ではなくても出費が増えている可能性があります。現金であれば手元から減ったことを自覚しやすいですが、クレジットカードや電子マネーは「出費の痛み」を感じにくいと言われています。
Thu, 07 Sep 2023 - 13min
104 - #103 現状維持バイアスにご注意
現状維持バイアスとは、おそらく良いと思っていても現状維持を選択してしまう心理作用のことです。オプトイン、オプトアウトでの実例、定期購入のデフォルト設定など身の回りでも現状維持バイアスに陥りやすい場面があります。
Thu, 31 Aug 2023 - 12min
103 - #102 なぜ美容室よりコンビニのほうが多いように感じるのか
全国に美容室は約25万軒。コンビニは約5万軒。美容室のほうが圧倒的に多いのに、コンビニのほうが多いように感じます。少なくとも「美容室のほうが5倍多い」とは感じないのはなぜでしょうか。
Thu, 24 Aug 2023 - 10min
102 - #101 人間心理の裏に答えがある
金銭的な負担によって相手を動かそうとしたのに、「500円払えばいい」という言い訳を相手に与えてしまい裏目に出てしまったという事例です。
Thu, 17 Aug 2023 - 11min
101 - #100 言い方で魅力が変わるフレーミング効果
同じ情報でも表現を変えると印象が変わります。ネガティブにもポジティブにも変わるので、好印象を与える表現を心がけましょう。
Thu, 10 Aug 2023 - 10min
100 - #099 ネガティビティバイアスが交通事故を起こす
ポジティブよりネガティブな出来事に意識を向けやすい「ネガティビティバイアス」。ネガティブな変化に敏感な人の性質がさまざまな経済行動に影響を与えていることを、アメリカの心理学者ダニエル・カーネマンらが明らかにしました。ネガティブな反芻思考に気をつけましょう。
Thu, 03 Aug 2023 - 12min
99 - #098 今までの経験にしがみつきたがるサンクコスト
もう回収できない投資分を惜しんで事業をやめられない状態が「サンクコスト効果」。過去にしがみつくその執着が、一番もったいないかもしれません。
Thu, 27 Jul 2023 - 13min
98 - #097 少数派と思わせるナッジで人は動く
ナッジ理論とは、強制的にではなく、小さなきっかけを与えて、よりよい選択ができるようにするための理論。さらに「少数派と思わせる」ことでその効果は上がります。
Thu, 20 Jul 2023 - 09min
97 - #096 理由を何個も並べると説得力が落ちる理由
理由が何個もあるのは、結論を支える重要な理由が抜き出せていないことを意味してしまいます。「確信の弱さ」や「必死に何かをさせようとしている」感じが強まり、かえって説得力が落ちるのです。
Thu, 13 Jul 2023 - 15min
96 - #095 顔より名前のほうが思い出しにくいワケ
久しぶりに知人とばったり会ったとき、顔はすぐに「あ、あの人」とわかるのに、名前がなかなか出てこないことがあるのはなぜか。名前はその人に恣意的につけられたラベルに過ぎず、意味を持っていません。人(脳)は意味を求め、意味を記憶すると覚えておきましょう。
Thu, 06 Jul 2023 - 15min
95 - #094 意思決定は長期的な視点で考えよう
短期的な視野と長期的な視野で比較すると、長期的な視野のほうが上質な、自分にとってプラスになる選択をする傾向が見られます。落ち着いて長期的に考えられる状況で意思決定を行うようにしましょう。
Thu, 29 Jun 2023 - 11min
94 - #093 目を止めると運動能力が高まるって本当?
クワイエット・アイ(静かな凝視、静視)の時間が、熟練者と初心者では異なると言われています。 あなたの活動(スポーツや趣味など)で、緊張しやすい場面や、精度が重要な場面があるなら、クワイエット・アイ(重要な一点のみを静かに凝視)を試してみよう。
Thu, 22 Jun 2023 - 12min
93 - #092 人を動かすには傍観者効果を外せ
雑踏で「助けて」と声を出しても、なかなか助けてもらえない。これを「傍観者効果」といいます。「誰か○○してくださ~い」と呼びかけても、「自分がやらなくても誰かが助けるだろう」と思われて、流されてしまうためです。当事者意識を持ってもらうにはどうしたら良いのでしょうか。
Thu, 15 Jun 2023 - 09min
92 - #091 やる気を出すには4分がんばれ
やる気がイマイチ出なくて困ったときには側坐核を刺激するために「行動」を起こそう。アメリカの心理学者ズーニンの名を取った「ズーニンの法則」を紹介します。
Thu, 08 Jun 2023 - 10min
91 - #090 セルフハンディキャッピングの罠に陥らない
セルフハンディキャッピング(self-handicapping)とは、「自分で自分にハンデ(不利な条件)を課すこと。 プライドを守るためについ「自我防衛」に意識が向いてしまいますが、「目標の達成度」が落ちるという大きなデメリットがあります。
Thu, 01 Jun 2023 - 10min
90 - #089 事実と意見を分けると相手に伝わる
事実と意見を分けろとはよく言われるが、事実と意見を混同するとどうなってしまうのでしょうか。「事実」と「意見」という言葉の認識にもズレがあることがあり、うまく相手に伝わらない原因の一つです。
Thu, 25 May 2023 - 11min
89 - #088 ものごとが上達するコツ
現代人は、効率を重視するがあまり、大切なものを見失っているかもしれません。好き嫌いで「する、しない」ではなく、「することになっているから、する」が大事です。
Thu, 18 May 2023 - 14min
88 - #087 優先順位をつけると楽になる法則
脳はマルチタスク向きにはできていないので、複数の仕事を同時処理しようとすると、ものすごい負荷がかかり、疲弊します。気がかりがいくつもあると、常に頭がマルチタスク状態になるから、優先順位をつけて一つずつ処理するだけで意識が楽になります。
Thu, 11 May 2023 - 13min
87 - #086 悲しいから泣くのか、泣くから悲しいのか
「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい」という言い方を聞いたことがあると思います。「悲しいから泣く」は論理的にも実感としても理解できますが、「泣くから悲しい」とはどういう意味なのでしょうか。
Thu, 04 May 2023 - 10min
86 - #085 サブリミナル効果って本当にあるの?
サブリミナル効果とは、きわめて短い時間または弱い刺激により、潜在意識に影響を与える効果や手法のこと。他人からコントロールされることのないように、判断力の低下は避けたいところ。疲労や睡眠不足に気をつけて、大事なのは健康第一です。
Thu, 27 Apr 2023 - 12min
85 - #084 落ち込んだらリフレーミングで回復
リフレーミングとは物の見方を変えること、新しい視点から見ることです。今回は特に「何かに失敗した時」「落ち込んだ時」「弱った時」に役立つリフレーミングを練習してみましょう。
自分が見ている世界だけが現実と思いがちですが、自分を取り巻く世界は自分が作っている、言い方を変えれば自分が思う通りになるともいえます。「とにかく早く手放す」ことでダメージを避けることが大事です。
Thu, 20 Apr 2023 - 12min
84 - #083 雑念はどうしたら消えるのか
どうしたら雑念とうまく付き合えるのか。完全に消すことはできなくても、慢性疲労にならない程度に穏やかなレベルに抑えるコツがあります。
Thu, 13 Apr 2023 - 11min
83 - #082 我慢できる人ほど成功するって本当?
我慢できなかった子どもはストレスに弱く、対人関係で問題を抱えていたが、我慢できた子どもはストレスに強く成績もよく、周囲ともうまくやれていました。「待てる」ことは、成功したり経済的に安定したりするために必要な能力であるといえます。
Thu, 06 Apr 2023 - 12min
82 - #081 つい先延ばししてしまうのはなぜ?
人間は、目の前の事柄を過大評価し、長期的なメリットを過小評価してしまう傾向があります。目標を達成したり、成長したりしたいなら、「未来のためになる行動(練習や勉強)を、現在楽しむ」工夫ができたら最高ですね。
Thu, 30 Mar 2023 - 09min
81 - #080 アファメーションって本当に効くの?
目標達成に向けて、「毎日○○する」「私は○○できる」といったアファメーション(肯定的な宣言、自己暗示のこと)をすることが多いですが、「○○しない」という否定文だと効果がないどころか、逆効果になるので注意しましょう。
Thu, 23 Mar 2023 - 14min
80 - #079 ミスコミュニケーションにご用心
相手の発言を誤解して受け取ることを「ミスコミュニケーション」といいます。物事には常にポジティブ、ネガティブの両面があるのだから、あえてネガティブな受け取り方をせず、前向きな行動が起こるような解釈を心がけてみましょう。
Thu, 16 Mar 2023 - 13min
79 - #078 左側のほうが魅力的に見えるって本当?
左目で見たものは右脳で処理されるため、視野の左側にあるもののほうが感情に訴え、魅力的に見えるのではないか、という仮説が立てられます。棚に商品を並べるとき、売りたい商品を左のほうに置くと、売上が変わるかもしれません。
Thu, 09 Mar 2023 - 13min
78 - #077 注目を引くには1.5秒黙るだけ
プレゼンテーションやセールスでは、自信がない時ほどしゃべり続けてしまうもの。そんな人にお勧めなのが、1.5秒の沈黙。つまり、1秒以上の間を入れることで、相手の気を引いたり、集中を高めたりすることができます。
Thu, 02 Mar 2023 - 09min
77 - #076 セットで伝えると説得力が高まる
何かお願いしたいときには別の行動とセットで伝えるのが効果的。別の行動と組み合わせることでなぜか行動しやすくなるから不思議です。さらに巧みな上級者は「条件」として組み込むことでさらに説得力が高まります。
Thu, 23 Feb 2023 - 12min
76 - #075 ダブルバインドの説得術にご用心
説得術として語られることが多いダブルバインド(二重拘束)。もとは統合失調症を研究していたグレゴリー・ベイトソンという文化人類学者の用語。後に心理学者のミルトン・エリクソンが「どちらにしても良い方向に進む治療的ダブルバインド」を確立。どんな前提が含まれるかを意識して、前提に対して押し返すことで、強引に説得されずに済みます。
Thu, 16 Feb 2023 - 11min
75 - #074 苦笑いならいったん引こう
さまざまな表情の中でも、気をつけなければならないのが、「苦笑い」です。
苦笑いとは、目が笑っていない笑顔のこと。相手に話をしてほしくない、しかし社会性を見せて強がっているときに出る表情です。
怒りの表情なら、謝罪したり話題を変えるなどして、相手の心を和らげるアプローチが有効ですが、苦笑いに対しては「いったん引く」の一択のみ。そのままアプローチを続けて関係改善を試みると、次のチャンスはまずありません。
Thu, 09 Feb 2023 - 09min
74 - #073 心理的安全性を高める方法
心理的安全性(psychological safety)とは、メンバー同士が互いを尊重し、ネガティブな指摘も含め何でも言い合え、共通の目的のために助け合えることが心理的安全性が高いチームの特徴です。
心理的安全性を損なう要因として、エドモンドソンは「無知だと思われる」「無能だと思われる」「邪魔をしていると思われる」「ネガティブだと思われる」ことが挙げられています。
Thu, 02 Feb 2023 - 13min
73 - #072 苦手な人とのつきあい方
職場の同僚、上司や部下、親戚などに「苦手な人」がいるとやりづらいですよね。
その人との関係を「問題として解決」しようとすると、まともに向き合う事態を避けられず、まともに受け止めすぎてつらくなります。「この人と一生付き合うわけではない」とあらためて認識できただけで楽になります。
Mon, 30 Jan 2023 - 21min
72 - #071 目標達成を阻むモラルライセンシングの罠とは
良いことをすると「少しは悪いことをしてもいいだろう」と思ってしまうメカニズムを心理学で「モラルライセンシング」(免罪符効果)といいます。せっかく「良いこと」をしていても、積み重ねにならず、結局現状が変わらないケースが多いのは、このせい。
「自分へのご褒美」(たいてい悪いこと)は、まさにモラルライセンシングの罠といえます。
Thu, 19 Jan 2023 - 10min
71 - #070 部下を動かすには確信をもって指示しよう
犬は人間に従順な動物といわれるが、影響力や力のない人の言うことは聞かない。自分が言っても動いてくれないかもしれない、反抗されるのではないか、という意識があると、相手はその通りに動いてくれないことがあります。
Thu, 12 Jan 2023 - 12min
70 - #069 相づちに感情を込めると同じ感情を相手から引き出せる
ある実験では、相づちを打っても感情の有無でセールスの売上に2倍の差がつきました。
「反応型自己開示」といって、相手が示す感情に対して、自分も同じ感情を示さないと悪いと感じる現象をよく覚えておきましょう。
Thu, 05 Jan 2023 - 07min
69 - #068 「できた」と思った途端に成長が止まる理由
脳には自己報酬神経群があり、喜びや快を「ご褒美」として機能を高めます。この神経は、ご褒美が「得られた」という結果ではなく、「得られそう」という期待によって働くのが特徴。
だから、「できた」「もうできる」「覚えた」と思ってしまうと、そこから先の成長が止まりやすい。話を聞いていて「あ、この話知ってる」と思った瞬間、理解できなくなるのもそのせいなのです。
主体性をもって、知りたい、覚えたい、できるようになりたいという考え方が一番大事です。
Thu, 29 Dec 2022 - 15min
68 - #番外編 年末年始の過ごし方――行動心理学的におすすめの年越し法とフレッシュスタートを切るコツについて
行動心理学的におすすめの年越し法と新しいことを始める日として最適なフレッシュスタートという概念についてお伝えします。
Wed, 28 Dec 2022 - 25min
67 - #067 笑顔を作るだけで落ち込みから復活できるのは本当か
「つらい時ほど笑え」という言葉もあるし、「無理に笑わなくてもいい」という言い方もあるように、どちらが本当なのでしょうか。
否定的な感情は脳の機能を低下させることが分かっています。がんばってでも笑顔を作ると、A10神経を刺激することによって否定的な感情が生まれにくくなり、結果的に脳の機能がアップするのです。
社会生活を送るのも無理というくらい暗く落ち込んでいるときは別にしても、「仕事したり人と会ったりしてるほうが気が紛れて良い」程度のつらさなら、どんどん笑うようにしましょう。
Thu, 22 Dec 2022 - 11min
66 - #066 上達したいならPDCAよりTECAを試してみよう
行動計画を作成し、業務を進めていくための「反復サイクル」として有名なPDCAですが、このPDCAがなかなか効果を発揮しない、うまく回せないと感じるなら、もっとテンポの速いTECAを試してみましょう。
Try、Error、Check、Actionの略で、「Errorを早く導き出すための方針」といえます。特にスポーツや楽器の練習など、個人の技量を高めるためのトレーニングには、TECAが効果的です。
Thu, 15 Dec 2022 - 10min
65 - #065 ネガティブはディスペーシングでかわせ
相手がネガティブな感情をむき出しにしているときは、同調しない「ディスペーシング」(反同調行動)が効果的です。
相手がイライラしていたり、落ち込んでどっぷり暗くなっていたり、不安におののいていたりしたら、一緒になってペーシングしてしまうと、もともと自分とは関係なかったはずの思考や感情が感染してきます。
ペーシング(同調)ではなくディスペーシング(反同調)によって、ネガティブの感染を避けることができので、表情、動作、力み、話し方(選ぶ言葉や声の調子)などを、あえて合わせないディスペーシングを意識的に使ってみましょう。
Thu, 08 Dec 2022 - 10min
64 - #064 情報はすべて暗示になる
脳は常に情報を処理していて、入ってくる情報はすべて「暗示」になり得ます。
今のあなたが持っている思い込みや限界は、今までに接した人や情報、体験による無意識の暗示。
「脳はすべての情報を処理できるわけではない」から、「選択」によって、つまり物事の良い面を意識的に見ることで、マイナス暗示の影響を避けたり弱めたりすることができるのです。
朝にネガティブなニュースに触れないのは、一日をポジティブに過ごすためには、賢明な選択ともいえるのです。
よかれと思ってネガティブな情報に触れてしまっているシーンを見直してみましょう。
Thu, 01 Dec 2022 - 14min
63 - #063 情報を引き出すには「仮定」が効く理由
仕事などの秘訣やコツを聞き出したいときなど、ストレートに聞いても「いやいや、大したことないですよ」と流されてしまいうまく相手が話してくれなかったという経験はないでしょうか。
ストレートに聞いても謙遜や警戒が働いたり、漠然としすぎていて答えづらいということもあります。
そんなときには、「仮定」のテクニックを使ってみましょう。「仮定」することで、直接的でもなく且つ範囲を限定しているので答えやすくなります。
Thu, 24 Nov 2022 - 10min
62 - #062 集中力を高めたいならポモドーロ・テクニックを使え
ポモドーロ・テクニックとは集中力と生産性を高め、効率よく仕事を進めるのに役立つ時間管理術のことです。
25分作業、5分休憩というシンプルなサイクルですが、いろいろなメリットがある時間管理術なのでご紹介していきます。
Thu, 17 Nov 2022 - 13min
61 - #061 人を褒めるならウィンザー効果を狙え
日頃から誰かを褒めていますか?
誰かを褒めたときに、素直に受け入れてもらえず謙遜されてあまり受け取ってもらえなかったり、お世辞だと思われたりしたことはないでしょうか。
情報というのは、直接伝えるよりも利害関係のない第三者から伝わったほうが信頼性が増すといわれています。
Thu, 10 Nov 2022 - 07min
60 - #060 お願い事をするだけで味方につけるベンジャミン・フランクリン効果とは
あの人と仲良くしたい、あの人を味方につけたい、そう思ったときあなたならどうしますか?
こちらが下手に出て、優しくしたり親切にすれば相手も好意を持ってもってくれるだろうと考えるのが自然だと思います。
もちろんその方法もアリですが、今回紹介するのは「相手にお願いをする」という方法です。
Thu, 03 Nov 2022 - 09min
59 - #059 物事を継続させたいならナッジで攻めろ
ナッジ(nudge)は英語で「肘で軽く突く」こと。ナッジ理論とは、強制的にではなく、小さなきっかけを与えて、よりよい選択ができるようにするための理論のことです。
継続することはなかなか難しいですが、その仕組みを作ることが一番大事になります。努力しなくても無理なく自然に、できれば楽しく、行動が起こる仕組みを考えてみましょう。
Thu, 27 Oct 2022 - 18min
58 - #058 人と同じだと安心してしまうハーディング現象とは
私たちには多数派と同じ行動を取る傾向があり、これをハーディング現象と呼びます。世の中の流行に影響されたり、周囲の雰囲気に流されたりしやすい性質を踏まえ、「自分で考え、選択する、時にはしがみつく」ことも大切です。
何らかの成果を上げるのは、たいてい「その他大勢」とは異なる行動を積み重ねたときです。人と違う行動を選んだ時、あなたは成長に向かっているのです。
Thu, 20 Oct 2022 - 15min
57 - #057 未完成に惹かれるツァイガルニック効果とは
完成している事柄よりも、未完成の事柄に関心持ちやすく記憶に残りやすい心理傾向を「ツァイガルニック効果」といいます。テレビやCMなどでもよく使われる手法で、中途半端な情報に留めておくことでより知りたがる気持ちを刺激することができます。 この心理効果を利用して、自分の学習や技術習得にも活かして継続できる流れを作ってみましょう。
Thu, 13 Oct 2022 - 09min
56 - #056 朝型と夜型 どちらが有利?
あなたは朝型ですか、夜型ですか?
ちなみに、私たち二人は夜型です。巷にあふれる本には「朝型有利」という傾向がありますが、2017年に発見された時計遺伝子は、もともと朝が有利な人、夜が有利な人がいることを物語っているようです。
無理に自分が苦手なサイクル変えるのではなく、自分のパフォーマンスが一番発揮される時間を把握する方が大切です。
歳を取れば、その傾向もまた変化していきます。無理せず、得意な時間帯で生産性を上げていきましょう。
Thu, 06 Oct 2022 - 14min
55 - #055 占いが当たるメカニズムとは?
テノールさんは、以前に占い雑誌に連載していたことがあり、その裏話も公開しています。
曖昧で解釈に自由度がある発言から、つい自分と一致する点を見出したり、当たったときだけ思い出したりします。
確証バイアスとも言われますが、思い込みに縛られるバイアスで、仮説や信念を支持する情報ばかり集め、反証となる情報は無視する傾向にあります。
曖昧な記述を自分に当てはめて捉えてしまったり、思い込みへの執着など、冷静に自分を見つめられるようにしましょう。
Thu, 29 Sep 2022 - 14min
54 - #054 アンカリング効果の恐怖……見せられた数字に気をつけろ
あまり関係がなくても最初に数字を提示されると、その情報に判断が影響されます。固着性ヒューリスティックといって、行動経済学者カーネマンと心理学者トベルスキーも興味深い実験結果を導き出しています。
アンカリング効果は非常に影響力があるので、消費者庁でも景品表示法は細かくガイドラインを定めているくらいです。
本当に自分の判断は、関係ない数字や情報に影響を受けていないか気をつけるようにしましょう。
Thu, 22 Sep 2022 - 15min
53 - #053 テンション・リダクション効果にご注意
テンションは緊張、リダクションは減少のこと。つまり緊張がゆるんだ状態を指します。
緊張した後にその緊張がゆるんだとき、注意力が散漫になって、うかつな行動をしてしまう効果をテンション・リダクション効果といいます
テンションが上がった後は、通常なら思いとどまる行動を軽々とやらかしてしまうので、一旦気持ちを落ち着かせて冷静に行動するようにしましょう。
Thu, 15 Sep 2022 - 09min
52 - #052 愚痴で脳が機能停止
「疲れた」「もう無理」「嫌だ」といった否定的な言葉を口にしていませんか?こうした否定的な発言は、脳の「自己保存」というクセから来ているのですが、否定的な言葉は、口にするだけでも脳に悪いと心得ましょう。
「疲れた~」の代わりに、「いやあ、がんばりましたね」のような言い換えを心がけたいものです。
Thu, 08 Sep 2022 - 10min
51 - #051 隣の芝生は思ったほど青くない法則
人は見るポイントを間違える(焦点幻想)ことにより、たいして重要ではないことを過大評価し、より重要なことを軽視して、幸福度の見極めを失敗してしまうことがあります。
「いつの日か」と幻想に浸って夢見るのではなく、今目の前にあることに没頭するほうが幸福度が高まります。
Thu, 01 Sep 2022 - 12min
50 - #050 世界を自由に変えるリフレーミング
現実は、「考え方」でできています。だから考え方を変えるだけで「現実」が変わるともいえるのです。
不安の原因は、物事自体ではなく、その物事をどう考えているか。
自分が見ている世界だけが現実と思いがちですが、自分を取り巻く世界は自分が作っているのです。言い方を変えれば、世界は自分の思う通りになるということです。
Thu, 25 Aug 2022 - 12min
49 - #049 脳の神経細胞を増やす方法
ある年齢を過ぎると脳の神経細胞が増えなくなるというのは昔の話で、脳が適切な刺激を受ければ、海馬が刺激を受け取って新しい神経細胞が作られるというのが現代の定説です。
脳の神経細胞を増やすには、やっぱり運動みたいです。
Thu, 18 Aug 2022 - 10min
48 - #048 正解にたどり着く思考力の心理学
最初に思いついたこと、最初に答えたことから考えを変えることはありますか?それとも「最初に書いたことを信じて絶対に変えない」という考えですか?
人間は思考の怠惰、認知的倹約家という側面があり、既存の考えに執着する傾向があります。
思考の体力、粘り強さを身につけると、正解に早く、正確にたどり着けるかもしれません。
Thu, 11 Aug 2022 - 12min
47 - #047 試してもらえば買ってくれる法則
消費者研究の専門家ジョアン・ペックとスザンヌ・シューの発見によると、お客さんが商品に触るだけでその商品に対する価値が高まることがわかりました。
売上に悩んでいるなら「とりあえず試してもらう」「とりあえず触ってもらう」方法を考えてみましょう。
リアルな体験の価値は思っているより影響力が高いものです。
Thu, 04 Aug 2022 - 10min
46 - #046 マジカルナンバーは7ではなくて4
1956年、米国の心理学者ジョージ・ミラーが「マジカルナンバー7」を提唱しました。人間が短期記憶できる語数は7±2個であるという説です。
しかしその後、2001年にミズーリ大学のネルソン・コーワンが「マジカルナンバー4」を提唱しました。感覚的にも4つ前後が人間が楽に記憶できる数としてしっくりきます。
Thu, 28 Jul 2022 - 09min
45 - #045 返報性の原理で情報を引き出す方法
返報性の原理を利用して、聞き出したい情報を自然に引き出す方法をお伝えします。
相手から情報が欲しい場合にはこちらから先に情報を提供することが大事です。
Thu, 21 Jul 2022 - 10min
44 - #044 「ネガティブだけどポジティブ」の魔法
「熱いけどおいしい」と「おいしいけど熱い」、あなたはどっちを言いやすい?
ちょっと前に出てきた「初頭効果より親近効果のほうが影響が強い」の実践編です。
「AだけどB」と2つのコメントを並べた時、後に挙げたBのほうが本音(言いたいこと)として伝わり、印象に残ります。
しかも、発言者に対する印象にもなる。自分にも相手にもプラスになるように、「ネガティブだけど、ポジティブ」の順にいう癖をつけましょう。
Thu, 14 Jul 2022 - 12min
43 - #043 おとり効果にご用心
おとり効果とは選択肢がいくつかあると買いやすくなる心理のことです。
30年前、ホームベーカリー(自宅でパンを作るマシン)の初代機種がまったく売れなかったのに、上位機種を発表した途端、元の機種が売れ出したという事例を紹介します。
ほかの選択肢を並べられると、「ホームベーカリーを買うかどうか」から「どっちの機種を買うか」に問題がすり替わるので要注意です。
Thu, 07 Jul 2022 - 13min
42 - #042 判断を誤らせる代表性ヒューリスティック
ヒューリスティックとは「経験則」のことであり、必ずしも正しい答えではないが、経験や先入観によって直感的に、正解に近い答えをすばやく得ることができる思考法です。
特定カテゴリーの中で代表的、典型的であると思われる事項の確率を過大評価しやすい傾向にあるので判断を誤らないように知っておきましょう。
Thu, 30 Jun 2022 - 12min
41 - #041 コミュニケーション能力が上がるたった一つのコツ
コミュニケーション能力が高い人はどこが違うのでしょうか。
主に、会話を例に取り上げながら相手との関係性が円滑になるコツをお届けします。
使ってはいけない4D言葉とは?
Thu, 23 Jun 2022 - 10min