天理教の時間「家族円満」

正月恒例の家族揃ってのお買い物。お得に済ませようとするあまり、思わぬ心づかいが顔を出してしまった。

家族が毎日、食卓を囲んで談笑できる。この有り難い姿を「当たり前」と思ってしまう自分がいる。

夫婦や親子の間でも、相手がどんな愛情の形を求めているか、それを正確に知ることは実に難しい。

私が5歳の時、父が亡くなり、母が教会長となった。多忙な母と離れ、私はいつも寂しく留守番をしていた。

人は、それぞれが独自の持ち味を持った尊い存在である。その持ち味を生かして人生を楽しむには。

子育て広場「かぁかのおうち」に集まるママと子どもたち。スタッフと織りなすワクワク・ドキドキをお伝えします。

「おばちゃん」と呼んで慕っていた教会の奥さん。今も月を見るたびに、あの優しい笑顔を思い出す。

22歳の長女には障害がある。言葉のコミュニケーションは可能だが、生活のあらゆる場面で介助が必要だ。

食物を育てるには、土を耕し、種をまき、肥料をやりと、長い時間がかかる。これは信仰の世界にも通じることだ。

「妹はお空で遊んでるよ」と５歳の女の子が呟く。生まれてくることのなかった命。私も二度、流産の経験がある。

借金を残して蒸発した父親と44年ぶりの再会。再婚相手との間にできた娘さんの話になり…。

昨年末、四人の息子たちが立て続けに発熱。そこにどのような神様の思いがあるのかと思案した。

ダイエット成功の要因となった「引き寄せの法則」。想像したのは「思春期の娘と仲良しの、カッコいい父親」だ。

思いやりの強さは人一倍の三男。たとえ弁当に箸が入っていなくても、妻を責めることなく、静かに涙を流すだけだ。

講演会の最中、演台に立つ私を凝視する女性が。「四年前、傘を貸してくださいましたよね」と声を掛けられ…。

夫婦が男女それぞれの特性を活かすことで家庭は治まる。ただ女性は仕事において、女性性を発揮しづらいことも多く…。

子育てひろばを支えてくれるスタッフたち。ママと子供たちの心に寄り添う働きぶりに、感謝の思いでいっぱいだ。

娘の卒園記念にマリーゴールドの株を頂いた。花の知識が全くない私だが、これは何としても枯らすわけにはいかない。

「おかえり」と出迎え「いってらっしゃい」と送り出す。何気ない光景も「うち」と「外」が充実していればこそ。

所属する経営者団体で会員拡大に努める中、「これは『にをいがけ』に通じるものがあるのでは？」と感じた。

ジャカルタの大渋滞に不便さを感じ、バイクでの移動を始めた。すると、徐々に見えない独自のルールが分かってきた。

タイの高校生に日本語を教えることに。しかしコロナ禍の影響か、生徒たちの学習意欲はまるで上がらない。

教会ゆかりの先人の墓を移転することに。立ち会った子孫の方は、初めて「ぢば」へ帰ることになった。

引きこもりの子を抱える両親が、わらにもすがる思いで教会本部の「説教」に参加。そこでの話がヒントになり…。

お産の現場で緊急事態が起きると、勤務時間外でも駆けつけることがしばしばある。時にはプライベートに影響が…。

いくらポジティブに考えても、心の不安を払拭できない。そんな時は、その不安な気持ちを大事にしてみては？

「子供と二人きりでの食事が不安でたまらない」。そんなママさんの声に応えようと、赤ちゃん食堂を始めることに。

毎年お盆になると家族一同が教会に集まるが、今年はその日に両親の金婚式のお祝いをすることになった。

次男のために、ランドセルをフリマサイトで安く購入。教祖の「すたりもの身につくで」とのお言葉が心にあった。

中学生の頃、教会で聞いた教祖や先人の逸話に心ときめいた。今風に言えば、それが現在まで続く私の「推し」である。

中学生の長女の心臓に異常が見つかった。神様のご守護の有り難さにあらためて気づかされた出来事であった。

長年引きこもっていた青年が修養科を終え、教会で生活することに。彼は家族で食卓を囲んだ記憶が全くなかった。

「意識したものが増える」という脳の仕組みがある。日々の暮らしに増やしたいと思うものに意識を向けると…。

次女の二人目の妊娠は、八か月の流産という悲しい結末に。しかし、ママには赤ちゃんの声がはっきり聞こえてきた。

出産に必要不可欠な胎盤。その働きにいつしか尊敬の念が芽生え、役目を終えた胎盤に一礼するようになった。

公共の場と違い、自分の部屋はきれいに使おうという意識になりにくい。それをいかに子どもたちに伝えるか。

妻から「次男が夜遅くなっても帰宅しない」と連絡が。仕事中で動くに動けず、気が気ではない。

PTA会長になったのを機に、地域のまちづくりに参加することに。今までの思いを形にしようと積極的に関わった。

Aちゃんは中学に入ると勉強について行けず、英語も嫌いになりそうだとか。どこかよそよそしい態度も気になる。

夫婦とは〝いのちを深め合う〟二人。恩師からもらった結婚祝いのメッセージに、常にそうありたいと歩んできた。

テレビ局の突然の取材に、喜んで自宅を案内するゆうちゃん。おうちにはたくさんの自慢できることがあるのだ。

幼くして親戚の家に預けられ、その後教会へ婿養子に入った父。当初はその義理の親に心を許すことができずにいた。

公園で子どもたちを遊ばせた後の清掃活動。これには、大リーグの大谷選手という素晴らしいお手本がある。

せっかくの徳積みも、不足を言ってしまえば差し引きゼロ。妻の指摘に、まったく返す言葉がない。

次女は、障害のある長女と生活を共にし、様々な障害特性のある人と接してきたので、その特徴をよく知っている。

教祖のお下がりの美容液を頂いた。一人でも多くの方に使って頂き、心もお肌も元気になってもらおうと考えた。

次男がコロンビアへ旅立った。私がかつて留学した時、親にどれほど心配を掛けたかを今さらのように理解した。

本出版を間近にして、大腸炎を患い緊急入院。病室で校正作業に没頭する私に、ナースの厳しい目が…。

親ならば、子どもの夢を叶えてやりたいと思うもの。と同時に、こんな風に育ってほしいという望みも当然ある。

新潟で布教生活の最中、駅前で関西弁を話す男性と出会った。同郷であることが分かり、さらに話を聴くと…。

長女の夢は、母校のシンガポール日本人学校の先生になること。しかし大学受験を控え、私にアメリカ赴任の話が…。