yes!～明日への便り～ presented by ホクトプレミアム 霜降りひらたけ

■第452話『挑戦をやめない』エドヴァルド・ムンク（画家） メモリアル・レジェンド④   ■今年、没後８０年を迎える、世紀末の画家、エドヴァルド・ムンク。 名画『叫び』で 世界的に有名な、ノルウェー出身のムンクは、 内省的で、孤独。内にこもるような印象がありますが、 実は類まれなる、挑戦のひとでもありました。 彼がつかんだ人生のyes!とは？

■第４５０話『生活に芸術を！』ウィリアム・モリス（テキスタイル・デザイナー） メモリアル・レジェンド②   ■今年、生誕１９０年を迎える、 世界的に有名なテキスタイル・デザイナー、ウィリアム・モリス。 彼がデザインした「いちご泥棒」は、いまでも大人気です。 そのデザインの源にあるものは？   ■家具のデザインもてがけ、ビング・クロスビーも「モリスの心地よい椅子」と歌いました。 ウィリアム・モリスがつかんだ明日へのyes!とは？

■第449話『道なき道を造る』團伊玖磨(作曲家、エッセイスト） メモリアル・レジェンド① ■今年、生誕１００年を迎える、日本を代表する作曲家、團伊玖磨（だん・いくま）。 オペラ「夕鶴」、交響曲、「祝典行進曲」、童謡「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」、 「ラジオ体操第二」、合唱曲「花の街」「筑後川」・・代表作は広範囲におよびます。 ■幼いころの体験が彼の心にあたえた影響は？ ■「パイプのけむり」というエッセイでも名を成した賢人・ 團伊玖磨が、人生でつかんだ、明日へのｙｅｓ！とは？

■第４４８話『野の花のように生きる』深沢紅子（画家）岩手にまつわるひと⑤■生涯、野に咲く花を愛し、描き続けた洋画家、深沢紅子（ふかざわ・こうこ）。堀辰雄や立原道造など、著名な作家の本の装幀や、石井桃子などの童話の挿絵を手がけ、絵画を通した児童教育にも取り組みました。■盛岡に生まれ、軽井沢を愛した画家が、野の花に魅せられたのはなぜなのか？日本の女流洋画家の草分け、深沢紅子がつかんだ明日へのyes!とは？

■第447話『心の中心を見つける』三船久蔵(柔道家）岩手にまつわるひと④■現在の岩手県久慈市（くじし）出身の「柔道の神様」、三船久蔵（みふね・きゅうぞう）。身長は１６０センチに満たず、体重は５０キロ半ば。圧倒的に不利な体格で、講道館柔道の最高位、十段を授けられた レジェンドです。■「相手に勝とうと思うと、相手の心が自分の中心を乱す。ほんとうの相手は、自分の中にしか、いない」と後輩に教えました。賢人・三船久蔵が、人生でつかんだ、明日へのｙｅｓ！とは？

■第446話『優しい力で世界を変える』淵澤能恵(教育者） 岩手にまつわるひと③ ■女子教育に一生を捧げた、花巻出身のレジェンド、 淵澤能恵（ふちざわ・のえ）。 ■20代でロサンゼルスにわたり、帰国後、 東洋英和、下関洗心女学校、福岡英和女学校で日本の女子教育発展につくしました。 韓国の首都ソウルの「淑明（すんみょん）学園」の「淑明女子大学」の創設にもかかわり、 いまも尊敬を集めています。 女性蔑視が激しかった時代、激動の時代に、逆風に立ち向かった淵沢がつかんだ 明日へのyes!とは？

■第445話『後（のち）の世を見据える』後藤新平（政治家） 岩手にまつわるひと② ■関東大震災の帝都復興に尽力した、岩手県出身の政治家、 後藤新平（ごとう・しんぺい）。 明治通り、昭和通り、靖国通りなどg東京の道路を整備し、 防災、環境に配慮して隅田公園など緑地整備を行いました。 ■岩手県水沢に生まれ、子供のころは 幕末の開国論者を親戚にもったことでいじめられ、 仙台藩が旧幕府軍であった不遇の運命をかえた出会いとは？ ■彼が伝える人生のyes!とは？

■第444話『理不尽に負けない』石川啄木(歌人） 岩手にまつわるひと①   ■岩手県に生まれた、望郷の歌人、石川啄木（いしかわ・たくぼく）。 わずか２６年の生涯でしたが、彼が詠んだ歌は、今も、 多くのひとに読み継がれています。 啄木の歌は何処が新しかったのでしょうか？ ■10歳で盛岡へ、その後はうまく行かないことが多く 東京や北海道へと流浪した人生で彼がつかんだYesとは？？

■第443話『孤独を恐れない』森毅（数学者） 京都にまつわるひと④   ■京都大学の名物教授で、数多くのエッセイを書いた文筆家としても有名な、 数学者、森毅（もり・つよし）。 ■63歳で退官したあと、多くの大学からのオファーをことわり、 自らの人生20年説にしたがい、文筆活動や、マスコミに登場しました。 ■幼いころから、周囲になじまず、ひとり本を読むのが好きでした。 ひとりだから、認められる。ひとりだから、カッコいい。 おのれの生き方で、よりよい人生を指南した賢人、 森毅が、人生でつかんだ、明日へのｙｅｓ！とは？

■第４４２話『責任感を持つことで成長する』高峰秀子（女優・エッセイスト） 京都にまつわるひと③   ■今年、生誕１００年を迎える、伝説の大女優、高峰秀子（たかみね・ひでこ）。 「高峰秀子生誕１００年プロジェクト」は、 「きもの展」、写真展、映画の上映会などがつづく。 ■１９２４年３月２７日北海道・函館生まれ。 4歳のとき、父の妹夫婦の養女となり東京へ。 5歳で大抜擢された運命の日とは？ ■京都の撮影所で子供時代の多くは過ごした彼女がつかんだ人生のyes!とは？

■第441話『自分の好奇心を信じる』伊丹十三（映画監督、俳優、エッセイスト） 京都にまつわるひと② ■51歳での監督デビュー。『お葬式』『タンポポ』『マルサの女』など、 独特のユーモアやペーソスで社会問題をくるんだ傑作を、 世に送り出した伊丹十三。 ■父、映画監督の巨匠、伊丹万作を中学時代に亡くし、 10代のころから周りとは違う自分を感じながら転校を繰り返す。 彼がつかんだ人生のyes!とは？

■第440話『心に物語を持つ』紫式部 京都にまつわるひと①   ■世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を書いた、 平安時代中期の歌人、紫式部（むらさきしきぶ）。 ■1000年愛される物語を生んだ紫式部がつかんだ人生のyes!とは？

今回は、特別編。 長塚圭史が、長野県の「ホクト小諸きのこセンター」に、 ｙｅｓ！を探す旅 に出かけたルポルタージュです。 そこには、想像を超える工場の風景や、 きのこを愛する熱い人たちのドラマがありました。   ホクト小諸きのこセンターは、ホクト唯一の「一番採り生どんこ」専門の工場です。 工場見学のあと、ホクトで一番採り生どんこと霜降りひらたけに深くかかわるお2人に 屋外にテント張って、七輪できのこを焼きながら、お話をうかがいます！

■第438話『目線を低く保つ』白土三平（漫画家） 長野県にまつわるひと③   ■常に弱者の視点に立ち、『サスケ』『カムイ伝』などの名作を 遺した、漫画家のレジェンド、白土三平（しらと・さんぺい）。 長野県上田市真田町で暮らした少年時代は、自身の作風の原点。 プロレタリア画家だった父から白土へ、そしてその作品が伝える明日へのyes!

■第437話『枠（わく）をはみだす』越路吹雪（歌手） ■昭和の音楽界を華やかに彩った「シャンソンの女王」越路吹雪（こしじ・ふぶき）。 長野県飯山（いいやま）高等女学校在学中に、宝塚に合格。 男役トップスターとして、戦中、戦後を駆け抜けました。 放送中の朝ドラのヒロインのモデル、「ブギの女王」笠置シヅ子の10歳年下。 ■歌やダンスへの情熱と、不安のあいだで苦しんだ日々。 彼女がつかんだ人生のyes!とは？

■第436話『歩みをとめない』永六輔 長野県にまつわるひと①   ■坂本九が歌い、一世を風靡した名曲『上を向いて歩こう』を 作詞したレジェンド・永六輔（えい・ろくすけ）。 ■東京・神田で生まれ、長野県に疎開した経験が、「上を向いて歩こう」の原点に？！ ラジオに投稿しつづけ放送作家になり、終生、反戦、反権力を訴えました。 彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■第435話『自分を否定して、新しい自分に出会う』ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(作曲家） 音楽家のレジェンド⑤   ■年末の風物詩、通称『第九』を作曲した、音楽家のレジェンド、 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。 ■第4楽章の合唱は、シラーの詩の前に、ベートーヴェンが作詞した詩ではじまる。 「おお、友よ！この音色（ねいろ）ではない！ そうではなくて、我々をもっと心地よい世界に導く、 喜びにあふれた音色に、心をゆだねよう！」 ■耳だけでなく目も悪くなり、胃や腸も不調で生きることに苦しんでいたベートーヴェン。 それでも音楽を作り続けた彼が残した明日へのyes!とは？

■第４３４話『ぶれない軸を持つ』 音楽家のレジェンド④   ■ロマン派音楽を大きく飛躍、大成した、ロシアの音楽家、 セルゲイ・ラフマニノフ。 ■２０１４年のソチ・オリンピックで、 浅田真央のフリー演技で流れた「ピアノ協奏曲第２番」は、 ラフマニノフがあいつぐ失敗で、神経衰弱に陥ったあと みごとに復活した作品。 ■文豪トルストイの機嫌を損ねる大失敗、 彼を救った言葉とは？！

■第433話 『人生にｙｅｓを』ザ・ビートルズ 音楽家のレジェンド③ ■今年１１月２日、『ナウ・アンド・ゼン』という最後の新曲を 世界同時発売した、伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。 ジョン・レノンが残した明日へのyes!とは？

■第432話『絶望は気づきの時間』フレデリック・ショパン（作曲家） 音楽家のレジェンド② ■ピアノ音楽に革命をもたらした、ポーランドの天才作曲家、フレデリック・ショパン。 音楽のために祖国を離れた20歳のときから、次々と彼をおそう絶望！ 彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■第431話『スペシャリストにならない』クロード・ドビュッシー（作曲家） 音楽家のレジェンド①   ■印象派、象徴派と言われるフランスの作曲家、クロード・ドビュッシー。 坂本龍一さんほか、現代の多くの作曲家が影響を受けた作品の数々は、 「亜麻色の髪の乙女」「月の光」などおなじみの美しいメロディーだけでなく、 不協和音をとりいれたり、ガムラン音楽に影響をうけたり、 多様で独自の世界を切り開きました。。 ■幼いころは、内気で、破壊的だった少年をみちびいた人たちとは？ 彼がつかんだ人生のyes!とは？

■第430話 『信念が明日を切り開く』フランク・ロイド・ライト（建築家） 建築の世界に革命をもたらしたレジェンド④   ■日比谷の帝国ホテルの２代目本館「ライト館」を 設計した、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト。 今年開業から100年のライト館。 ライト自身のキャリアにも持つ大きな意味とは？ ■プレーリースタイルの住宅、落水荘、グッゲンハイム美術館などを設計した 近代建築のレジェンドがつかんだ明日へのyes！とは？

■第429話『優しさは、全てにあふれ出る』アルヴァ・アアルト（建築家） 建築の世界に革命をもたらしたレジェンド③   ■北欧のモダニズム建築の大家、アルヴァ・アアルトは、 １８９８年２月３日、フィンランド大公国クオルタネ生まれ。 ■彼と妻のドキュメンタリー映画も公開中。 ■優しさが感じられるデザインは何処から生まれたのか？ 彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■第４２８話『人と同じ生き方をしない』ル・コルビュジェ（建築家） 建築の世界に革命をもたらしたレジェンド② ■２０世紀モダニズム建築の巨匠と呼ばれるレジェンド、ル・コルビュジェ。 鉄筋コンクリート構造を学び、 床や屋根、柱、階段だけが、建築の大切な要素だと主張する、 ドミノシステムを考案。 絵画、家具のデザイン、彫刻など、さまざまなジャンルで、 世の中をあっと言わせた唯一無二のアーティストです。 ■スイスの時計職人の家に生まれた彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■第427話『自分に満足しない』辰野金吾（建築家） 建築の世界に革命をもたらしたレジェンド①   ■日本の近代建築の父と言われ、東京駅をつくった男として有名な 建築家・辰野金吾（たつの・きんご）。 日本初の石造建築、日本銀行本店本館ほか、100年の時をこえて 現存する建築が20あまりもあるのは、耐震性にすぐれ頑丈だから。 ■現在の佐賀県唐津市に生まれ、江戸から明治へ 時代の変わり目に味わう挫折。 ■人の何倍も努力した謙虚なパイオニアが、 東京駅の赤レンガにこめた思い、つかんだ明日へのyes!とは？

■第426話『幸せは自分の中にある』 絵画の世界に革命をもたらしたレジェンド4 ■アメリカン・リアリズムに革命をもたらした画家、アンドリュー・ワイエス。 １９１７年７月１２日、アメリカ北東部ペンシルベニア州、チャッズ・フォード生まれ。 生涯この地と、避暑地のメイン州で身近な人々を描きました。 代表作は「クリスティーナの世界」。 ■挿絵画家である父は、アンドリューが幼いころ、わざと絵を教えるのを避けていました。 その真意とは？ ■人種差別の残る時代に、マイノリティの人々を題材にした画家がみていたもの、 そして彼が残した明日へのyes!とは？

■第425話『納得がいくまで前に進まない』レオナルド・ダ・ヴィンチ（画家） 絵画の世界に革命をもたらしたレジェンド③ ■イタリア、ルネッサンス期に活躍し、「万能の天才」と 謳われたレジェンド、レオナルド・ダ・ヴィンチ。 『モナ・リザ』や『最後の晩餐』を画いた画家だということ以外、 いったい何をやった偉人？ ■鏡文字でつづった大量のメモ、素描の数々、絵画の数は驚くほど少ない・・ 彼を支えた明日へのyes!とは？

■第424話『哀しみから逃げない』棟方志功（板画家） 絵画の世界に革命をもたらしたレジェンド② ■青森県出身の２０世紀の日本を代表する板画家（はんがか） 棟方志功（むなかた・しこう）。   ■青森の子供時代の強烈な事件、父母の思い出、視力の問題。彼の人生は哀しみも多いものでした。 ベートーヴェンの「よろこびの歌」が好きだった棟方。 彼がつかんだ明日へのyes!とは？   ■東京国立近代美術館で開催中の 『生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ』 の見どころも紹介します！作品の一部は番組ＨＰでもご覧いただけます！

■第423話「自分だけの楽園を探す」アンリ・マティス（画家） 絵画の世界に革命をもたらしたレジェンド１   ■ 強烈な色彩で美術界に革命をもたらした画家・アンリ・マティス。 1869年フランス北部の色のない町で育った少年の心に残った色彩は、 行商人の織物や、金魚でした。 絵画に目覚めたきっかけは？ ■晩年は、色紙を切って貼る「切り紙絵」で表現をつづけたマティス。 人生でつかんだ明日へのyes!とは？

■第４２２話『自分のアイデンティティーを守る』 文学に革命をもたらしたレジェンド⑤   ■ドイツに古くからある民間伝承を丁寧に集め、童話を文学の１ジャンルとして確立したレジェンド、グリム兄弟。 兄ヤーコプ・ルードヴィヒ・カール・グリムと、 弟ヴィルヘルム・カール・グリム。 ■2人が出版した『グリム童話』には、『赤ずきん』『シンデレラ』『ヘンゼルとグレーテル』『白雪姫』『ラプンツェル』など、 ディズニー映画の原作にも多くなり、世界で最も知られる物語になりました。 ■なぜ、法律学者を目指していた2人が、昔話を集めるようになったのでしょうか？ 幼いころ父が亡くなり、貧富の差や階級制度の中で勉学に励んだ2人がつかんだ明日へのyes！とは？

■第421話『しっかりした眼差しで自分を見る』 文学に革命をもたらしたレジェンド④   ■ロシアの文豪、アントン・チェーホフ。 戯曲『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』は、今も上演され続け、 長編小説が主流だったロシアの文壇に巧妙に計算された短編小説で、革命を起こしました。   ■南ロシアのタガンローグに生まれ、厳しい父は商売に失敗し逃亡、母と妹も後を追いかけます。 ひとり、取り残されたアントンが感じたことは？ 生涯、自分を冷静に見つめることをやめなかった賢人、 アントン・チェーホフが人生でつかんだ、明日へのｙｅｓ！とは？

■第４２０話『ＮＯと言い続ける』 大岡昇平（作家） 文学に革命をもたらしたレジェンド３ ■『俘虜記（ふりょき）』『野火』『レイテ戦記』という作品群で、 近代日本の戦争文学の在り方を一変させた作家、大岡昇平（おおおか・しょうへい）。 なぜ、自らの戦争体験を多くの作品に書いたのか？ ■「ＮＯと言い続けるのが文学者の役割である」。 常に忖度（そんたく）を嫌い、己の思いを隠さなかった賢人、 大岡昇平が、人生でつかんだ、明日へのｙｅｓ！とは？

■第４１９話『自らの自由を守る』ジョージ・オーウェル（作家） 文学に革命をもたらしたレジェンド② ■いま、改めて注目されるディストピア小説『１９８４年』の作者で、 今年生誕１２０年を迎えるレジェンド、ジョージ・オーウェル。 ■イギリス植民地時代のインドに生まれ、 1歳のとき父を残し家族はイギリスに戻る。 森で小鳥の巣を探すのが幸せだった少年は、エリート校にすすむものの・・ ■全体主義への警笛をならしつづけた作家がつかんだ明日へのyes!とは？

■第417話『自分と未来は変えられる』野口英世（医師、細菌学者） 医学の発展に貢献したレジェンド２④   ■ノーベル賞の候補に３度なった偉人、野口英世。 ■勉強や研究には誰よりも努力する英世を 学校の先生はじめ多くの人が応援しますが、 その人物像は・・・？？ ■ニューヨークのロックフェラ―医学研究所設立当時から参加、 細菌学の進歩に貢献し、 メキシコ、ペルー、エクアドルには野口の名がついた学校、研究所、通りが残る、 彼がつかんだ人生のyes!とは？

■第416話『子どもの頃描いた理想を大切にする』アルベルト・シュヴァイツァー 医学の発展に貢献したレジェンド２③ ■今から７０年前に、ノーベル平和賞を受賞した『密林の聖者』 アルベルト・シュバイツァー。 ４０年にわたりアフリカ、ガボンで献身的な医療活動を行いました。 神学の教授目前の３０歳で、医学を学んでの転身です。 ■オルガン奏者、著作家としての名声もなげうち、 ２度の世界大戦で、捕虜収容所にとらえられても、理想を貫きました。 ■『生命（せいめい）への畏敬（いけい）』を、一生を捧げて全世界に伝道した レジェンドがつかんだ明日へのYesとは？

■第415話「開拓者になる」エリザベス・ブラックウェル（医師、教育者） 医学の発展に貢献したレジェンド２②   ■１９世紀初頭、多くの苦難を乗り越え、世界で初めての医師になった女性、 エリザベス・ブラックウェル。 ■イギリス、ブリストルで進歩的な父親のもとで育ち、 １１歳の時、一家でアメリカに移住。 ２４歳の時、医師になることをめざし、３７歳で、世界で初めて女性の医師としての登録を獲得します。 ■彼女がどんなにつらくても 開拓者になることを目指したのはなぜなのか？ その人生でつかんだ明日へのyes!とは？

■第４１４話『誰かの役に立ちたいと願い続ける』ルイ・パスツール 医学の発展に貢献したレジェンド２①] ■近代細菌学の父と言われる、フランスの科学者、ルイ・パスツール。 牛乳やワインなどの低温殺菌法、 ワクチンという概念の構築と、予防接種を開発。 狂犬病のワクチン、蚕の病気の解明など 科学的な実験を繰り返すことで多くの命を救い、 困っている人を救う方法を考案し続けました。 ■１８２２年、フランスの皮なめし職人の家に生まれたパスツール。 成績優秀というほどではなかった少年が、 個性を生かしてつかんだ明日へのyes!とは？

■第413話「負けない心を持つ」マリー・キュリー（化学者） 医学の発展に貢献したレジェンド５ ■放射能の発見とラジウムの発見で2度のノーベル賞を受賞した マリー・スクウォドフスカ・キュリー。 第一次世界大戦では、自らX線が照射できる車に乗り込み、戦地で、 多くの兵士を救います。 ■ポーランドに生まれ、ロシアの侵攻で、言語も進学の機会を奪われた少女時代。 成功後も、女性蔑視の風潮の中で闘い続けた人生。 なぜ彼女は強く生きられたのでしょうか？ 世界中の子供達に科学への夢を与えたレジェンド、 マリー・キュリーが人生でつかんだ明日へのyes!とは？

■第412話「憎しみは何も生まない」野中婉(医師）医学の発展に貢献したレジェンド4■江戸時代中期に活躍した日本で最初の女性医師と言われるレジェンド、野中婉（のなか・えん）。■1661年、土佐藩の重鎮・野中兼山の娘に生まれるが、改革者、兼山が、藩士の恨みをかい、失脚。4歳にして家族とともに幽閉される。40年間、外に出ることを許されず、勉学に励み、44歳で自由の身になったとき、医者となって人々を救う。■彼女を40年間、支えたものは？そして、なぜ医者となったのか？想像を超えた過酷な運命の中で彼女がつかんだ明日へのyes!とは？

■第411話「無欲に学び続ける」ヴィルヘルム・コンラッド・レントゲン医学の発展に貢献したレジェンド３■1895年にＸ線を発見し、第１回ノーベル物理学賞を受賞した科学者、レントゲン。いわゆる”レントゲン写真”が第１次世界大戦で負傷した兵士を救い、今日でも、医療現場で活躍しています。■彼は、X線発見で特許を申請しませんでした。それはなぜなのでしょうか？■プロイセンに生まれ、オランダで育った彼が、少年時代に経験した数々の屈辱と不運。彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■第410話「ひとの真似をしない」高峰譲吉（化学者） 医学の発展に貢献したレジェンド②   ■アドレナリンを発見し、タカジアスターゼを開発した、 近代バイオテクノロジーの先駆者、高峰譲吉（たかみね・じょうきち）。 アメリカで「サムライ化学者」と呼ばれた独創的な研究者という一面と、 もうひとつ、スタートアップの先駆者、起業家の先駆けとしても、 知られています。 ■「発明」を重んじ、欧米の真似、他人の模倣を嫌った賢人が残した言葉、 そして、幼いころの体験から彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■第409話「自分が生まれてきた意味を知る」フローレンス・ナイチンゲール 医学の発展に貢献したレジェンド１ ■「近代看護教育の母」フローレンス・ナイチンゲール。 彼女の誕生日5月12日は「国際看護師の日」に制定されています。 ■病院は貧しい人たちの行く、劣悪きわまりない環境だった200年前、 そのありさまにショックを受け、身分のちがい、周囲の反対や障害を乗り越え、 看護師を志し、戦時下の病院で働き、多くの改革を行ったレジェンド。 彼女が残した明日へのyes!とは？

■第408話「理不尽に立ち向かう」アルベール・カミュ（作家） 今年メモリアルな年のレジェンド４ ■コロナ禍の影響で、再び話題になった小説「ペスト」。 作者のカミュは、今年生誕１１０年を迎えます。 「ペスト」の舞台は、北アフリカ、アルジェリアの港町オラン。 カミュも、当時フランス領だったアルジェリアで生まれ、育っています。 ■貧しさに加え、結核を患い、幼いころから理不尽に苦しみながら 彼がつかんだ人生のyes!、そして、作家へと導いた運命の出会いとは？

■第407話「できない、と言わない」ベーブ・ルース（大リーガー） 今年メモリアルな年のレジェンド３ ■二刀流の大谷翔平選手の活躍で再び注目を集める伝説のメジャー・リーガー、 ベーブ・ルース。今年没後75年。 ■7歳から全寮制のセント・メアリー少年工業学校で育った彼を スポーツ界のレジェンドへと導いた運命の出会いとは？ ■「ベーブ」という愛称にふさわしくファンの子どもたちを大切にしたベーブ・ルース。 彼が子どもたちに伝え続けた明日へのyes!とは？

■第４０６話「信念を貫く」オードリー・ヘプバーン（俳優） 今年メモリアルな年のレジェンド２ ■今年没後３０年を迎えた伝説の映画女優、オードリー・ヘプバーン。 晩年は、ユニセフ親善大使として、アフリカ、南米、アジアを訪問。 子どもたちのための援助活動を行いました。 彼女が抱えた苦しみ、そしてゆるぎない信念とはなんだったのでしょうか？ オードリーの人生を支えた明日へのyes!とは？ ■ナチス占領下のオランダで過ごした少女時代、 突然父が去った悲しみ、 彼女が見つけた生きがいとは？

■第405話「自分に従う」小津安二郎（映画監督） 今年メモリアルな年のレジェンド１ ■今年生誕120年、没後60年を迎える映画監督のレジェンド、 小津安二郎（おづ・やすじろう）。その少年時代とは？ ■「なんでもないことは流行に従う、重大なことは道徳に従う、 芸術のことは自分に従う」と語り、 「晩春」「麦秋」「東京物語」などローアングルで市井の人々を描いた 名監督が人生でつかんだ明日へのyes!とは？

■第404話「夢の世界に生きる」江戸川乱歩（作家） 今年周年のレジェンド４ ■今年デビュー100年を迎えた推理小説家のレジェンド・江戸川乱歩。 デビュー作「二銭銅貨」は「日本初の本格探偵小説現る！」と絶賛されました。 名探偵・明智小五郎と少年探偵団の怪人20面相シリーズ、「人間椅子」「押絵と旅する男」など名作を生んだレジェンドを支えた人生のyes!とは？■三重県に生まれ、母に怪奇探偵小説を読んでもらうのが好きだった少年時代。 8歳のとき箪笥に作ったあるものとは？

■第４０３話『ピンチでチャンスを拾う』ポール・ゴーガン（画家） 今年周年のレジェンド３ ■６月１１日まで、東京上野公園の国立西洋美術館で開催中の 「憧憬（しょうけい）の地 ブルターニュ＿モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷」に 12点が出品されている後期印象派の画家、ゴーガン。 ■ゴッホとの共同生活、タヒチでの活動が有名ですが、 生まれてすぐにペルーにわたり、成長して船乗りとなり世界をめぐる、 株式仲買人として活躍しているとき世界恐慌を経験するなど その人生は若い時から波乱万丈！ そこからつかんだ人生のyes!とは？

■第402話「微弱なる電流を強くせよ」司馬遼太郎（作家） 今年周年のレジェンド２ ■今年生誕１００年を迎える歴史小説家のレジェンド、 司馬遼太郎（しば・りょうたろう）。 歴史小説『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『国盗り物語』や 随筆・紀行文『この国のかたち』『街道をゆく』などなどで、今も大人気です。 ■彼を生涯支えた「独学」、「本を読む」流儀が生んだ逸話とは？ そして、若い世代に伝えつづけたメッセージとは？

■第401話「水のように」ブルース・リー（武術家、俳優） 今年周年のレジェンド１   ■今年没後50周年を迎える伝説のアクション・スター、ブルース・リー。 「友よ！水になりなさい」という彼の哲学が意味するものは？ ■香港の不良少年が香港武術に入門、つかんだ人生のyes!とは？

■第400話 直感を信じる ジョージ・ガーシュウィン（作曲家） 音楽家のレジェンド５ ■「巴里のアメリカ人」などミュージカルから生まれたスタンダードナンバーから 管弦楽とピアノの「ラプソディー・イン・ブルー」まで ポピュラー音楽とクラシックの融合を成し遂げたジョージ・ガーシュウィン。 ■1898年9月26日、ニューヨーク、ブルックリンに、移民の子として 生まれた彼は、6歳のとき、彼の人生を決める音楽と出会います。 それは町のどこだったでしょうか？ ■38年の人生を駆け抜けたレジェンドがつかんだ明日へのyes!とは？

■第399話「変わり続ける」 筒美京平（作・編曲家） 音楽家のレジェンド４   ■作った楽曲3000曲！ 昭和、平成の歌謡曲のレジェンド、筒美京平（つつみ・きょうへい）。 ■”これが大ヒットか！”と実感した国民的アニメーションの1シーン！■洋楽と花壇の手入れが好きな青年がつかんだ明日へのyes!とは？■昭和、平成のヒット曲とともにお送りします♪

■第398話「苦悩を突き抜け歓喜に至る」ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン（作曲家） 音楽家のレジェンド３ ■1770年、神聖ローマ帝国ケルン大司教のボンで、 宮廷楽団のテノール歌手の息子として生まれた ベートーヴェン。 幼いころから父のスパルタ教育を受けた彼は、 その父の飲酒による貧困、さらに20代後半から自身の難聴に苦しみながら、 オルガニスト、ピアニスト、そして作曲家として活躍、 不朽の名作を遺しました。 ■西洋音楽の歴史を変えたベートーヴェンがつかんだ明日へのyes!とは？

■第３９７話「自分のやることを愛する」クイーン 音楽家のレジェンド２ ■デビューアルバム「戦慄の王女」リリース50周年。4月17日は、「クイーンの日」 ■フレディ・マーキュリー、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコン・・1971年結成。 彼らに最初に熱狂したのは日本のティーンの女の子たち、そして、 「ボヘミアン・ラプソディー」など常識をくつがえす楽曲を発表しつづけたバンド、 クイーンがつかんだ明日へのyes!とは？

■第395話「他人と違う自分を大切にする」横光利一（作家） 福島県４ ■志賀直哉とともに「小説の神様」と呼ばれる作家・横光利一。 現在の福島県 会津若松市に生まれる。 父は鉄道工事の設計技師、全国を転々とする子供時代、 彼がつかんだ明日へのyes!とは？ ■友達など作らない作家志望の青年を助けた2人の文豪とは？

■第394話『「どのように」ではなく「なぜ」を大切にする』 福島県編３ 山川健次郎（やまかわ・けんじろう）（教育者） ■会津藩の白虎隊から、帝国大学の総長になった偉人、山川健次郎。 戊辰戦争の最後を、15歳の少年兵として迎えた健次郎は、 屈辱と悔しさの中、 アメリカ留学を経て物理学の教授となり、教育に生涯をささげました。 ■聡明な健次郎を応援した人物とは？ そして、激動の時代を生き抜いた賢人がつかんだ明日へのyes!とは？

■第393話「すべてのものと共に生きる」 福島県２ 草野心平（くさの・しんぺい）   ■福島県いわき市小川町出身の詩人、草野心平。 文化功労者となり、今年生誕120周年を迎えます。 「カエル」をモチーフにした詩を書き続け、 「カエルの詩人」と呼ばれた彼の故郷には「いわき市立 草野心平記念文学館」があり、 「すべてのものと共に生きる」という彼の世界観を体感することができます。 ■自然の中で育ったわんばくでいたずらな少年が、孤独を知り、 詩の世界にめざめ、つかんだ明日へのyes!とは？

■第391話「驚き、不思議がる心を忘れない」安野光雅 島根県４ ■島根県津和野町出身の絵本作家、安野光雅（あんの・みつまさ）。 42歳のとき絵本「ふしぎな絵」でデビュー。 人々を驚かせたり、不思議な気持ちにさせる画風は、絵本の世界に新しい風を起こしました。 ■津和野にある安野光雅美術館は、 彼の作品だけでなく、昭和初期の小学校を再現したコーナーなどもあります。 ■淡い色調、優しい絵のタッチ、あたたかい画風はどこから生まれたのでしょうか？ 絵本作家のレジェンドがつかんだ明日へのyes!とは？

■第390話「夢とロマンに生きる」 島根県３ 足立全康(あだち・ぜんこう） ■島根県 安来市（やすぎし）にある「足立美術館」は、アメリカの専門誌による「日本庭園ランキング」で20年連続1位を獲得している庭園と 横山大観などのコレクションで大人気の美術館。 ■この地に生まれ育った実業家・足立全康は、1968年、69歳のとき、この美術館に着手。 美術館の最初の10年は来館者もまばらだったそうです。 それでも毎日自ら手入れを怠らず、維持しつづけました。 ■庭園と美術に夢を描いた足立全康がつかんだ明日へのyes!とは？

■第384話 あらゆる可能性を試す 長野県１ 菱田春草（ひしだ・しゅんそう） ■長野県飯田市に生まれ、明治の日本画に革命をもたらした画家、 菱田春草。 ■「王昭君」「賢首菩薩」「落葉」などが代表作。 ■長野市の水野美術館も所蔵しています。 ■西洋画と格闘した時代、春草がつかんだ明日へのyes！とは？

■第383話 日常に光を探す 愛知県５ 山口洋子（やまぐち・ようこ） ■名古屋市に生まれた作詞家、直木賞作家、山口洋子。 五木ひろしの「よこはまたそがれ」「千曲川」 中条きよしの「うそ」など昭和歌謡のレジェンドです。 ■高校中退後、喫茶店の店主、女優、銀座のクラブのママ・・ 1985年「演歌の虫」「老梅」の2作で直木賞受賞。 波乱万丈の人生でつかんだ明日へのyes!とは？

■第376話「次の世代につなぐ」 愛知県２ 山本時男（やまもとときお）   ■秋田県出身、メダカの研究に一生をささげた生物学者・山本時男。 「メダカの人為的な性転換実験」の成功で知られています。 発生の過程のさまざまな要因で性転換が起こりうることを実証し、 男性とは、女性とはなにかを考える問題につながりました。   ■幼いころ聞いた、幕末の絵師・蓑虫山人（みのむしさんじん）の話が、 彼の憧れの人となりました。 蓑虫山人とは？そして、山本がつかんだ明日へのyes!とは？

■第375回 「とことん好きになる」 秋田県編１ 黒澤明 ■秋田県出身の父を持つ映画監督のレジェンド、黒澤明。 東京生まれの黒澤明は、幼いころから何度も秋田を訪れ、 野山を駆け回り、滝や渓流で遊びました。 ■ひ弱で色白、いじめられっ子だった黒澤が、 才能を発揮できるようになったのはなぜ？ ■彼が語った「幸福のスパイラル」、明日へのyes!とは？

■第374話 「ほんとうを追い求める」 日本の文豪５ 宮沢賢治   ■来年没後90年を迎える宮沢賢治。 岩手県 花巻に1896年、明治29年8月27日、 質店、古着屋を営む裕福な家に生まれる。 同級生は貧しい農家の子が多く、賢治は自分の恵まれた境遇に恥や憎しみさえ感じながら成長。   ■農業、教師、砕石工場の技師などで理想を追うかたわら、 チェロを弾き、語学を習得、そして、 詩や童話をトランクいっぱいに書いた文豪・宮沢賢治が残した明日へのyes!とは？

■第373話「心に革命を」 日本の文豪４ 太宰治 ■太宰治の代表作のひとつ「斜陽」は今年執筆75周年。 戦後の日本を揺るがすベストセラーになりました。 「鳩のごとく蛇のごとく斜陽」という映画もまもなく公開されます。   ■「時代の大きな流れに逆らえないときこそ、小説が必要だ。民衆が何も言えぬ時こそ、 作家が呼びかけなくてはいけない。せめて心に革命を！」と 戦時中も作品を書き続けました。 太宰治が、「心の革命」、そして「斜陽」にこめた明日へのyes!とは？

■第372話 「純粋さを失わない」 日本の文豪３ 泉鏡花   ■1973年に金沢市が制定した「泉鏡花文学賞」は、今年50回目の受賞作が発表されました。 ■1873年11月4日に金沢で生まれた泉鏡花。 16歳のとき、尾崎紅葉にあこがれ、小説家を目指して上京します。 異界との境界線を描く幻想小説の代表作「高野聖」、 映画化された「外科医」など、唯一無二の世界を描いた文豪が残した明日へのyes!とは？

第371話 「天にのっとって、私心（ししん）を捨てる」 日本の文豪２ 夏目漱石   ■今年、生誕155年を迎える文豪・夏目漱石。 新宿区漱石山房記念館は、5周年。 亡くなるまでの9年間を過ごした早稲田南町の邸宅跡に建てられています。 記念館には、書斎や、漱石がよく過ごしていたというベランダ式の回廊、 庭にあった植物の数々も再現しています。   ■「三四郎」「こころ」「道草」などを執筆したこの家には、 毎週木曜日、漱石の門下生たちが集まりました。 彼らの議論をただ静かに見守り続けた漱石。 天に則って、私心を捨てる、「則天去私」の心境にいたるまでの 漱石の苦しみ、彼が残した明日への便りとは？

■第370話「虚しさから逃げない」 日本の文豪１ 森鴎外   ■今年生誕160年、没後100年、 「舞姫」「山椒大夫」「高瀬舟」などで知られる文豪・森鴎外。   ■医者と小説家の二刀流を貫き、陸軍軍医のトップにのぼりつめた賢人は、 幼いころから、優秀で、周囲の期待に応えてきました。 その心の内、そして、彼が残した明日へのyes!とは？

■第369話「語るな、ひたすら描け」 メモリアルイヤー４ グスタフ・クリムト   ■今年、生誕160年を迎えるウィーン世紀末の画家、グスタフ・クリムト。 代表作「接吻」「ユディトⅠ」「ベートーヴェンフリーズ」など。 抽象と具体、平面と立体・・相反するものを一枚のキャンパスにとどめ、 「黄金様式」を確立。官能的なにおいのする女性をえがきつづけました。   ■金や銀の細工をする職人の父、ミュージカルに出演する母、 絵を描くのが大好きな弟のいる家庭で育ったクリムトがつかんだ明日へのyes!とは？

■第368話「なりたい自分になる」 メモリアルイヤー３ マリリン・モンロー   ■今年、没後60年を迎えた伝説の女優、マリリン・モンロー。 『ナイアガラ』『七年目の浮気』『お熱いのがお好き』、 『紳士は金髪がお好き』『帰らざる河』・・数々の映画に出演し、 ハリウッドにその名を刻んでいます。 ■1962年8月5日、36歳の若さで突然、この世を去ったあとも、 その存在感は、アート、流行の中に反映されつづけ 彼女の内面に近づこうとする研究は今も続いています。 ■ロサンゼルスの映画会社につとめる両親のもとに生まれたものの、 両親の愛を知らずに育った彼女を支えたおばさんの言葉とは？ 彼女がつかんだ明日へのyes!を、その歌声とともにお楽しみください！

■第367話「明日はもっといいものをつくろう』 メモリアルイヤー２ アントニ・ガウディ ■今年生誕170年、スペインが誇る大建築家、アントニ・ガウディ。 「アントニ・ガウディの作品群」という個人名で世界遺産に登録される 唯一無二の存在です。 ■いまだ完成しないバルセロナのサグラダ・ファミリア。 ガウディはスタッフに「明日はもっといいものをつくろうじゃないか！」と毎日言いました。 ■1852年6月25日、スペイン・カタルーニャ地方、タラゴナに生まれたガウディ、 どんな子供時代をすごしたのでしょうか？ そこからつかんだ明日へのYes!とは？

■メモリアルイヤー１ アストル・ピアソラ■今年没後30年を迎えたタンゴの革命家、アストル・ピアソラ。1921年、アルゼンチンに生まれ、4歳から15歳までニューヨークで育ちます。■生まれつき右足が悪く、父親は、バンドネオン、つづいてボクシングを習わせ励まし続けました。■それまでの踊るためのタンゴに、ジャズやクラシックの要素をかけあわせ独自の音楽をつくりあげたピアソラがつかんだ明日へのyes!とは？

■第365話「人生に絶望しない」 ■愛知県編４ 二葉亭四迷（ふたばてい・しめい） ■言文一致体の小説「浮雲」で近代小説の先駆者となった二葉亭四迷。 ペンネームの由来は自分に対するダメ出し「くたばってしまえ」だと言われています。 ■小説家、翻訳家、政治家、ジャーナリストなどさまざまな職業に挑戦するものの 同時代の森鴎外と比べ、迷いの多い人生でした。 ■江戸市ヶ谷で生まれ、幼少期を名古屋で過ごした文豪がつかんだ 明日へのyes!とは？

■愛知県編３ 山内一弘（やまうち・かずひろ） ■1932年5月1日 愛知県一宮市に生まれた伝説のプロ野球選手、 山内一弘は、現役時代は、毎日オリオンズ、阪神タイガース、 広島東洋カープで活躍。19年間で打点王4回、首位打者1回、ホームラン王2回。 引退後は、巨人や阪神でコーチ、ロッテオリオンズ、中日ドラゴンズで監督、 2002年野球殿堂入りを果たしました。 ■野球の名門校出身ではないにもかかわらず、 チャンスに強い、打撃の職人、レジェンドとなった出会いとは？

■第363話「楽しむことを忘れない」小柴昌俊■愛知県２■愛知県 豊橋市に生まれた、小柴昌俊（こしば・まさとし）。 星の終末期に起こる現象「超新星爆発」によって放たれたニュートリノを、 小柴は世界で初めて、実験装置『カミオカンデ』で観測することを実現。 ２００２年、ノーベル物理学賞を受賞しました。■ドイツ文学か音楽を勉強したかったという小柴、風呂場で聞いた噂話が人生を変えた？物理学者のレジェンドが残した明日へのyes!とは？

■第362話「痛みに向き合う」愛知県１ フリーダ・カーロ■愛知県 名古屋市美術館に、「死の仮面を被（かぶ）った少女」という作品が所蔵されているメキシコのアーティスト、フリーダ・カーロ。■『フリーダ・カーロ～折れた支柱～』という日本のオリジナル・ミュージカルも今年上演され話題になりました。■1907年7月6日、メキシコシティ郊外コヨアカンで生まれた彼女は、幼いころの病、そして、18歳のときの交通事故で33回も手術を受けたといわれます。作品のほとんどを病床や車いすで描いた画家、フリーダ。いまも人々がひきつけらる彼女の生き方とは、そして、人生でつかんだ明日へのyes!とは？

■第358話「他人に勝たなくていい」沖縄県２ 松村 宗棍（まつむら・そうこん）■琉球王国時代に活躍した、もっとも偉大な空手の達人・松村 宗棍。今野敏の小説「宗棍」にその生涯が描かれています。■2020年、東京オリンピックで正式採用された空手は、実は、琉球王国、沖縄が発祥の地。東京オリンピック 空手で「形（かた）」の部門で金メダルを獲得したのは沖縄出身の喜友名諒選手でした。■1809年、現在の那覇市に生まれた松村 宗棍の運命を変えた出会いとは？もともと護身術であった空手を学び、つかんだ明日へのyes!とは？

■第357話「信じることを、やめない」沖縄県編１ 金城哲夫（きんじょう・てつお）■「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」などの脚本を担当、円谷プロ、企画文芸室のリーダーとして、黎明期の特撮番組の発展に寄与した金城哲夫。■沖縄県、南風原（はえばる）にある実家の料亭の離れには、金城の書斎が「金城哲夫資料館」として保存されています。■6歳の時、沖縄戦を体験、高校から東京で過ごす。  アメリカ統治下のふるさとへの思いをかかえながら、ウルトラシリーズに情熱を注いだ脚本家がつかんだ明日へのyes!とは？

■第356話「好きなものを手放さない」 奈良県編４ 上村松園（うえむら・しょうえん） ■明治、大正、昭和と美人画を書き続けた女流日本画家、上村松園。 奈良の「松柏美術館」には、上村松園とその息子、孫の作品が展示、保管されています。 ■1875年4月23日、京都市 四条御幸町に生まれた松園は、 幼いころから絵を描くことが大好きでした。 女性が画家として食べていくことなど困難な時代に、なぜ成功できたのでしょうか？ 彼女を応援してくれたのは？ 波乱万丈の人生を支えた人生のyes!とは？！

■第353話 他人を敬う心を持つ 奈良県編1 武者小路実篤（むしゃのこうじさねあつ） ■奈良 東大寺のそばに住み、 「新しき村」という理想郷を広めようとした文豪、武者小路実篤。 ■1885年5月12日、東京麹町に生まれた実篤。 彼が2歳の時、亡くなった父が残した 「この子をよく育ててくれる人があったなら、 世界に一人という人間になるのだが・・」という言葉が、 人生を支えることになります。 ■人間は一人で生きていくもの、人と比べるものでもない、と 思っていた実篤を変えた出来事とは？ ■どうしたら心から他人を愛することができるのか悩み、 「自他共生」をめざした彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■昭和を代表する洋画家、香月康男。 シベリアの抑留体験を描いたシベリア・シリーズで知られます。 生涯の大半をすごした 山口県大津郡三隅町（現在の長門市）に、 「香月康男美術館」があります。 生誕110年の記念展が、現在足利市立美術館で開催中。 ■「わしはいらんもんじゃった」と語った幼少期。 生涯を絵を描くことに捧げたレジェンドがつかんだ明日へのyes!とは？

■第３４９話『人生は落丁の多い本に似ている』 山口県編１ 芥川龍之介（あくたがわりゅうのすけ） ■「鼻」「羅生門」「芋粥」など短編小説で知られる文豪・芥川龍之介。 龍之介の実の父・新原敏三は、山口県岩国市美和町出身。 敏三の菩提寺にある、龍之介の碑の言葉は、 「人生は落丁の多い本に似てゐ（い）る。 一部を成してゐるとは称し難い。 しかし兎に角（とにかく）一部を成してゐる。 芥川龍之介」 ■龍之介は幼くして、東京・両国の母の実家・芥川家に預けられ、のちに養子となります。 一人、墨田川を眺めていた少年の胸の内は？ ■今年没後95年、３５年の短い生涯を文学に捧げた小説家、 芥川龍之介が、人生でつかんだ、明日へのｙｅｓ！とは？

■第348話「自分の歌を、歌う」 伝説のミュージシャン５ エルヴィス・プレスリー ■今年没後45年を迎える「キング・オブ・ロックンロール」、 エルヴィス・プレスリー。 ミシシッピ州テューペロで生まれ、 9歳のときギターをもらい音楽に夢中になります。 13歳でテネシー州メンフィスに引っ越し、 そこで出会ったゴスペル音楽が、 自分を遠くへ連れていく希望の舟になりました。 ■42年という短い生涯で彼がつかんだ明日へのyes!とは？

■第346話「自分の背中の押し方を、自分で学ぶ」 伝説のミュージシャン３ フレディ・マーキュリー ■イギリスのロックバンド、クイーンのボーカル、 フレディ・マーキュリー。 昨年から今年はじめにかけてクイーン50周年、 フレディ没後30年の記念イベントが日本でも開催されました。 ■1946年9月5日、アフリカのザンジバル（現在のタンザニア）に 生まれたフレディ。8歳でインドの英国式寄宿学校へ。 17歳でザンジバルに戻ると革命が起こり、 難民としてイギリスへ家族とともに移り住みます。 ■孤独な少年時代を過ごした彼が人生でつかんだ明日へのYESとは？

■第３４５話『静かに力を蓄える』 伝説のミュージシャン２ ジェームス・ブラウン ■ゴッドファーザー・オブ・ソウル、ナンバーワン・ソウル・ブラザーなど様々な異名をもつジェームス・ブラウン 1933年5月3日サウスカロライナ州で生まれ、松林の小さな小屋で 孤独な子供時代を送った彼の音楽との出会いをお送りします。 ■音楽に残した限りない功績のみならず、黒人の地位向上、 子どもたちの教育などにも尽くした彼が残した明日へのyes!とは？

■第344話「手を抜かない、気を抜かない」 伝説のミュージシャン１ 忌野清志郎 ■1951年4月2日、東京都中野区に生まれた忌野清志郎。 RCサクセションのボーカル、ソングライター。 1991年のバンド無期限停止後は、ソロ、様々なユニットで活動。 2009年5月2日、虹をわたり銀河の彼方へ。 いまも現在進行形、 多くの人に指示され続けている唯一無二のミュージシャン・ 忌野清志郎が人生でつかんだ明日へのyes!とは？

■第347話 「自分の心を言葉にする」 伝説のミュージシャン４ 尾崎豊 ■1992年4月25日、26歳の若さでこの世を去った、尾崎豊。 デビューは高校生のとき。 「15の夜」「卒業」「I LOVE YOU」「シェリー」など ヒット曲は今も歌い継がれています。 ■今年は没後30年、回顧展が開かれ、 彼が残した制作ノートをまとめた 「NOTES 僕を知らない僕 1981-1992」が 10年ぶりに重版されました。 ■10代のカリスマと言われた孤高のシンガーが 人生でつかんだ明日へのyes!とは？